経営手がかりシート・4131
(令和3年(2021年)9月版)
4131ライセンス対象の自社権利の選択
●テーマ名(詳細版)
ライセンスの客体となる自社の権利の選択上の注意点
●テーマの説明
このテーマは、自社の権利の実施権(ライセンス)を他社に付与する際に、ライセンス対象とする自社の権利を選ぶことに関するものです。
ライセンス料を確保することは知的財産権により利益を得るひとつの手法です。その反面、自社の権利による独占排他性が失われることになります。そのため、(ファブレス企業のように、ライセンス料を得ることが経営戦略・ビジネスモデルそのものである場合は除き、)なるべく、ライセンスの対象に、自社の経営戦略・ビジネスモデル上の根幹をなす、利益の源泉となる権利を含めないようにすることを、通常は検討します。ライセンス料を得られるという側面のみでなく、自社の経営戦略・ビジネスモデル全体(事業から利益を得る構造全体)に対する影響を考慮して、自社の権利の実施権(ライセンス)を他社に付与するか否かを検討することが望まれます。
●参考テーマ
ライセンスに関する契約等の観点を検討する場合。
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※令和4年1月26日改訂
※令和3年9月17日改訂
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※令和3年9月11日改訂
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※令和3年9月5日新設